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繁忙期の出荷対応力を大幅強化。自動封函機で約10万件の波動にもスムーズ対応!

繁忙期の出荷対応力を大幅強化。自動封函機で約10万件の波動にもスムーズ対応!

物流代行


●課題:平時の数倍~数十倍。繁忙期の“出荷の波”

今回は、ECモールに出店されているお客様への自動封函機導入事例をご紹介します。ご相談をいただいたお客様は、楽天・Qoo10など複数のECモールに出店されており、セール期間になると平時の数倍から十数倍に出荷ボリュームが跳ね上がるビジネスモデルのため、

・繁忙期にも対応可能な出荷体制の構築
・テレコ出荷(送り状と納品書の入れ違い)などのミス撲滅
が急務となっていました。


ご提案:自動封函機を導入し、「波動吸収×品質安定化」へ

現場の生産性と品質を同時に底上げするために、当社カインズ商配では自動封函機の導入をご提案しました。

自動封函機とは?

自動封函機(じどうふうかんき)は、ダンボール箱のふたを自動的に閉じてテープで封をするための機械です。物流や発送の現場で、箱詰め作業の最終工程に使用されています。当社ではすでに6台の自動封函機を導入しており、今回が7台目、8台目の導入となります。

自動封函機の主な特徴

・1時間あたり最大720件の梱包処理が可能
・60サイズ〜100サイズまでの箱にランダム対応
・ラベル交換で複数配送キャリアへ対応可能

これにより、作業の省人化と品質の均一化を図ることができ、人のスキルや経験に左右されない安定した出荷業務が可能となりました。


導入効果:1日最大9,000件の処理能力と、人件費の大幅削減を実現

作業人数の削減

従来は1万件の出荷に約40名の作業者を必要としていましたが、封函機を2台導入することで、約半分の20名で同量を処理可能になりました。


品質の安定

さらに、箱の封函、送り状の貼付、配送伝票番号の照合、といった主要工程を機械化できたことで、オペレーション全体がシンプルになり、ヒューマンエラーのリスクも軽減しました。


出荷対応力の強化

手梱包時:最大 3,000~4,000件/日
封函機利用時:最大 8,000~9,000件/日(2台稼働)
と、出荷処理能力が約2倍以上に向上しました。


実績:セール期間中 約10万件の出荷も、遅延ゼロで完了!

本設備は、大型セールを目前に控えたタイミングで稼働を開始。 セール期間中の約2週間で合計10万件を超える出荷に対応。従来の体制では対応が難しかったこの出荷量も、遅延なく・高品質で処理することができました。

お客様からは、「出荷件数が急増しても進捗と品質が安定していた」「人員調整の負担も軽減され、計画通りに進行できた」とのお喜びの声をいただいています。


今後に向けて:物流設備で“未来の繁忙期”にも備える

今回のような設備導入は、単なる効率化にとどまらず「突発的な波動にも耐えられる出荷体制づくり」につながります。少子高齢化による人手不足が進む中、省人化×品質維持はますます重要です。

カインズ商配では、お客様の業種や商品特性に応じた設備の選定・導入・運用サポートまで、一貫してご提案可能です。 出荷の波に備えた物流体制構築をお考えの際は、ぜひ一度ご相談ください。



物流代行サービスについて詳細は、こちらをご覧ください。

また、ご質問やご相談がございましたら、お問い合わせページよりお気軽にご連絡ください。